シワしみ、体重増加にあわせ美容の悩みは増える一方。

 

アラサーで白髪問題！アラフォーでアレルギー問題‼

 

30歳をちょっとすぎたある日、それまで気にもしなかった白髪が一本…

 

それからというもの、見つけるたび毛抜きを駆使して白髪をプチプチしていました。

 

ところが髪をかき分けるたび発見してしまい、とうとう美容院で白髪染めの相談デビュー。

 

アラサーを超えてから今までは想像もしなかった頭皮・毛髪の悩み。

 

そしてアラフォーを迎えた今、新たな美容悩みが現れたのです…！

 

加齢？免疫低下？ある日突然、顔に真っ赤な斑点が！原因はまさかの白髪染め！？

 

いつもの美容室で、いつもの白髪染め…お会計を済ませるまでは本当に何の異常もありませんでした。

 

ところがその帰り道、カフェでお茶を飲んでいると突然、額がムズムズ。

 

そのうちマブタが重くなり視界が急激に狭くなってきました。

 

あわててトイレに駆け込むと、なんと顔はパンパンに腫れあがり、真っ赤な斑点が首まで広がっていたのです！

 

カフェのそばにあった皮膚科に駆け込むと、受付の方が急患扱いですぐに診察室へと案内してくれました。

 

そこで受けた診断は、まさかの「アレルギー性皮膚炎」。

 

45歳を迎えようとする今日まで食べ物も、花粉も、もちろん金属もアレルギーとは無縁で生きてきた鉄壁の体質に！？

 

 

残念なことに私は酸化染毛剤が原因による後者の“アレルギー性皮膚炎”でした…。

 

これからは念のため、毛髪カラーリングはもちろん化粧品もすべてパッチテストを受けてから使用するよう指示されたのです。

 

ちなみにアレルギー性皮膚炎を一度発症すると、酸化染毛剤の入った白髪染めは二度と使うことができません。

 

何よりあれだけ酷いアレルギーを発症し、酸化染毛剤に限らず白髪染めそのものが怖くなってしまいました。

 

しかしアレルギー症状がおさまり、顔の腫れと赤みが引くと白髪が気になってしまいます。

 

それからというもの、アレルギーでも使用可能な白髪染めを検索し、探す日々が続きました。

 

美容師さんに相談したところ、「アレルギー対応の白髪染めはたくさんあるけれど、パッチテストをしながら探してみましょう」とのご提案をいただいたのです。

 

必ずやるべし！パッチテスト

 

パッチテスト、それは使用する化粧品などをパッチテストに適した濃度に調節し、専用テープに塗り、二の腕内側や背中など皮膚の一部に貼りつける検査です。

 

なお、白髪染めや脱毛クリームはテープで密閉せずに経過をみます。

 

パッチテストという言葉を耳にしたことはあっても特別な敏感肌でないかぎり、わざわざテストする方は少ないと思います。

 

なんといってもその方法には時間と手間がかかるのです。

 

しかしアレルギーは時として命の危険があることも。

 

それがいわゆる「アナフィラキシー」です。

 

アナフィラキシーは蕁麻疹、動悸、血圧低下、腹痛、嘔吐などを発症。死因が白髪染めとか絶対イヤですよね…。

 

そこで皮膚科にてパッチテスト受けてきました！

 

アラフォー、はじめてのパッチテスト

 

まずこれから使用していきたい化粧品を皮膚科医の先生がパッチテストに適した濃度に調節、小さな専用のテープに塗り二の腕に貼付けて48時間キープ。

 

もちろんパッチテスト部分は水濡れ厳禁なので、シャワーの際はラップなどで保護します。

 

汗もパッチテストテープが剥がれてしまうので、48時間は激しい運動などもひかえるよう指示を受けました。

 

つまり真夏の汗かきシーズンは避けたほうがよさそうですね。

 

パッチテストテープも目立ってしまいますので…。

 

もちろん部位をこすったり、気になるからといってテープを途中で剥がして様子を見るのもＮＧです。

 

化粧品のパッチテストは専用テープを貼りつけますが、白髪染めはテープで覆うことはなく、綿棒で二の腕内側に10円玉サイズに塗り、しばらく乾燥させて一度軽く拭きとります。

 

そして30分後と48時間後の経過を観察します。

 

もちろん水濡れ、汗かきは正しい検査結果が出なくなってしまうので要注意ですよ。

 

万が一、パッチテスト中に発疹、痒み、水疱などの異常を感じた場合は、すぐにパッチテストを中止し、水で洗い流しましょう！

 

我慢しているとテスト部分から皮膚異常が広がってしまうこともあるそうです。

 

パッチテストの結果、今回の化粧品と白髪染めともにアレルギー反応はなく、めでたく使用可能となりました。

 

自身でも簡易的なパッチテストは可能ですが、正確な結果のためにも、やはり皮膚科医の指導のもとで検査するほうが安心ですよ。

 

アレルギーでもあきらめない！使用可能な白髪染め

 

ひどいアレルギーを発症し、白髪染めを一時期あきらめていましたが…やはり気になる純白の毛髪。

 

パッチテストを何度か繰り返し、私は植物性カラーリング剤のヘナに落ち着きました。

 

ヘナとは古代から染料として使われるインド産ハーブの一種で髪や頭皮にやさしく、髪を傷めずにヘアカラーを楽しめます。

 

しかも使うほどに髪にナチュラルなツヤがでるとか。

 

しかしここで注意したいのが「すべての植物性成分由来が万人にやさしいワケではない」ことです！

 

「植物成分」とか「ボタニカル」なんて単語を聞くとアレルギーもちにも安心安全なイメージですが、それがアレルギー発症の落とし穴！？

 

ウルシ、トリカブトなどの危険植物はたくさん存在しますし、Ａさんには優しい植物もＢさんにとっては毒草だった、なんてことも！

 

だからこそネットに踊る美容情報や口コミに惑わされることなく、たとえそれが白髪一本でも皮膚科など専門機関での相談が大切ですし、キレイの近道なのです。

 

シミ、シワ、たるみ、とれない脂肪や白髪（そしてまさかのアレルギー！）年齢を重ねるごとに、驚くほど変化する自身のカラダと上手に付き合っていくことができてこそ「キレイな大人の女性」なのかもしれません。

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